「あの人が、分かってくれない！」
そう思っている時には大体
自分自身が、自分を分かってない。
だから、そんな時は
素直に降参して
自分のこころに耳を傾けてみる。
自分の本心はなんて言ってるのか
それを素直に聞いてみる。
案外、本音なんてちっちゃなもの。
悲しい、寂しい、疲れた、眠い、
怖い、むかつく、腹立つ、イライラする
かまって、愛して、こっちを見て。
それはまるで2歳児のよう。
そう、イヤイヤ期の子ども。
でも、このインナーイヤイヤ期を
侮ってはいけない。
放置しておくと、相当のパワーで
人間関係を壊しに来る。
あの人が分かってくれない！
それを感じたなら
自分の何を分かって欲しいのか
インナーイヤイヤ期と会話して欲しい。
そして、疲れてるのに！とか
しんどいのに！とか
ゴネゴネごねてる2歳児がいたら、
ゆっくり抱きしめて
ごめんね、疲れてたね。
なにか美味しいものでも食べよ？
なにがいい？
って、散々自分のごきげんを取ってほしい。
そうなの。
わかってくれないあの人は
実は、あなたのインナーイヤイヤ期を
ただ、見せてくれてるだけ
だったりするの。
これね、心理学だと「投影」っていうよ。
だから、あなたの一番親しい人や
大切な人に、一番イライラしてしまう。
そして、そのイライラをぶつけたりして
自己嫌悪に陥ったり
険悪な雰囲気になったりするよね。
イライラしたら、
まず、自分の中に目を向けてみて。
あなたの中の欲求不満の2歳児が
なんて言ってるか
聞いてみてほしいんだよ。